浅香という人物
謎に満ちた浅香という人物。ですが、実際にその姿が漫画やアニメに登場したわけではありません。あくまでも、コナン達の会話のなかに出てくるだけなのです。
初めて浅香の名が挙がったのは、アニメ第861話の「17年前と同じ現場(前編)」です。
羽田浩司の名前が黒の組織のリストのなかにあったことを思い出す灰原哀。コナンは、羽田浩司が殺害された事件で浅香という人物が姿を消したことを知ります。コナン達は浅香というのは黒の組織の一員ではないかと疑いを持ちます。
浅香は名前を変えている可能性があり、その候補として挙がったのが黒の組織No.2であるRUMと羽田浩司のことを知っているらしい若狭留美です。
「羽田浩司殺人事件」とは
「17年前と同じ現場(前編)」に出てくる「羽田浩司殺人事件」とは、一体どんな事件だったのでしょう。それは、17年前の過去へと遡るストーリーです。
将棋の四冠王だった羽田浩司は、チェスの大会に出るためにアメリカへと向かいました。彼の大ファンである資産家のアマンダ・ヒューズも同じホテルの別室にいたのです。しかし、羽田浩司もアマンダ・ヒューズも何者かに殺害されてしまいました。そして、アマンダ・ヒューズのボディーガードをしていた浅香が、忽然と姿を消したのです。
そして、この事件には赤井秀一の父親である赤井務武や黒の組織No.2といわれているRUMという人物が関わっていました。
なぜ羽田浩司は殺されなくてはならないのか。浅香は本当に黒の組織の一員なのか。若狭留美はなぜ時おり羽田浩司を思い出しているのか。17年前に起きた事件は現在にも繋がっているのです。
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