大量の着信と謎の生物X
2020年の12月25日、制服のままで昼寝をしていた鶴見涼花が、目を覚ますところから始まります。
目を覚ましてスマホを見ると、母親から多くの着信のあることに気づきました。連絡をすると母親から「絶対に部屋から出てはいけない」「カーテンを開けるな」「音を立てるな」といわれます。
詳しく話を聞くと、現在涼花の家のあるマンションを中心に1キロメートルが封鎖されていること、マンションに「X(サイ)」がいることを教えられました。
落ち着くために水を飲もうとしたとき、花瓶を落としてしまいました。直後、聞いた事のない獣の声が聞こえ、ガラスの割れる音がします。気が付くと自分の首が胴体から離れ、意識を失いました。
再び意識を取り戻した時、涼花は制服のままで昼寝をしていたこと、先ほどと同じ12月25日の20時であることに気づきます。
【ネタバレ注意】何度も繰り返されること
目覚めた涼花はスマホをチェックすると、夢と同じ母親から多くの着信がありました。連絡をするとXがいること、また、マンション内に幼馴染の修平も残っていることを知ります。
修平と協力してマンションの外まで脱出しましたが、気づくと再び昼寝をしていた時と同じ状況に戻されました。再び母親と連絡を取ると、「Xがいるから見つからないように脱出しろ」「二足歩行の人外生物だ」と今までとは違うことを言われ、別のXのいることがわかります。
修平に連絡すると、マンションを脱出したことを覚えていません。記憶を持ったままループしているのは涼花だけだと分かります。早速逃げると12階までしかないマンションに13階があることを知りました。脱出の鍵を探して13階へ彼女たちは向かいます。
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