ちひろ切れる
クレーマー男の攻撃はエスカレートし、弁当屋のシャッターが落書きされます。ちひろは切れてしまい、警察に届けるだけでは気が済まなくなりました。
彼女は男の似顔絵を何枚も作り、彼の居場所を探し求めます。街の飲食店やバー、占い師などから情報を収集して回ります。
そして遂に彼のアパートを突き止め、部屋の前で待ち伏せしました。雪の降る中、凍えながらクレーマー男がアパートに帰ってきました。階段を上ってきた男は、ちひろの姿を見て驚きます。
彼女は彼を部屋の中に蹴り入れて手錠をかけ、口には猿ぐつわを押し込みました。「お、いいのあるじゃん」ちひろは、スピーカーの下にオーディオ用ブロックがあるのを見つけます。
彼女はブロックを手にしながら、男にゆっくり近づくのでした。
やり過ぎたクレーマー男
元風俗嬢のちひろは、世の中の酸いも甘いも分かっており、男の性格というものを把握しています。今回のクレイマー男の行動に関しても、彼女は悪戯心が原因だと見抜いています。
但し、男はやり過ぎたので、ちひろを本気で怒らせてしまいました。彼はこれに懲りて、二度と弁当屋には近づかないことでしょう。
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