日本社会におけるメンサの存在意義やうざいと感じる原因について

メンサの誕生と日本で会員になる方法

メンサは1946年にイギリスで創設された組織です。メンサが定義する高い知能指数を持つ者であれば基本的に誰でもメンバーになることができます。

政治や人種など既存の枠組みに囚われない、高度な知性を持つエリートだけの中立的な組織として認知され、その人数は全世界で約10万人とされています。

メンサは日本でもエリートが集うグループとして活動しています。

高い知能指数を持つ者なら入会が可能ですが、未成年者の場合は保護者の同意が必要です。また、15歳未満の場合は入会テストを受けることができません。

それ以外の条件は設けられていないので、職業や居住地域などを問わずメンサに加わることができます。

メンサのメンバーになる社会的なメリットは明確に提示されていません。就職や転職が有利になる、収入が増えるなど具体的なメリットがあるとは断言できないのです。

それでもメンサに加わるのは高い知能指数を持つ者同士が集い、様々なしがらみから解き放たれてリラックスできるひと時を過ごすためです。

メンサに加わる人は高い知能指数から考え方や価値観が周りから浮いてしまい、疎外感を抱くケースが少なくありません。社会から孤立する可能性も否定できないことから、穏やかで心が安らぐ時間を得るためにメンサのメンバーになると言えるでしょう。