キャスカ復活考察【ベルセルクネタバレ】蝕から完全復活の展開か？

ダークファンタジーの傑作「ベルセルク」

「ベルセルク」は、白泉社「ヤングアニマル」で20年以上連載してきたダークファンタジーです。中世ヨーロッパをベースにしており、魔法や剣によるバトルが繰り広げられます。

「ベルセルク」は細部まで描き込まれた緻密な絵が特徴的です。登場するキャラクターの衣服や、建物や自然物などの背景も細かく描かれており、芸術的な作画と言われています。また、壮大なストーリー展開に加えて、キャラクターを深く掘り下げた心理描写も魅力的です。

国内だけではなく、海外にもたくさんのファンがおり、世界累計発行部数は5000万部を突破しました。さらに、2002年には手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞しています。1997年と2016年の二回、アニメ化されています。

2012年から2013年にかけて、アニメ映画が第1作から第3作まで公開されました。ノベライズや画集、オフィシャルガイドブックやゲーム攻略本なども発売されています。

ここから、あらすじのネタバレになります。「ベルセルク」の主人公であるガッツは、黒い剣士として宿敵ゴッド・ハンドに立ち向かいます。武器となるのは、鍛え抜かれた肉体と巨大な剣です。

ガッツには、愛しく想うキャスカという女性がいました。けれど、キャスカは敵に襲われて、発狂してしまいます。過去を思い出そうとすると、キャスカは苦しみはじめます。そのために、ガッツは遠くから見守ることを選びました。

多くのファンは、キャスカが完全に復活して、ガッツと幸せになるストーリー展開を望みました。ところが、作者の三浦健太郎が急逝したために、「ベルセルク」は未完の作品になってしまいました。

2018年に単行本40巻が発売されましたが、続きが出るかどうかは未定です。作者の急逝を惜しむ声は多く、未完を残念に思うファンはたくさんいます。