キャリパーの塗装がダサく見えてしまう原因
車両の安全を守るディスクブレーキを構成する部品の一つ、キャリパーを塗装がダサいと言われる理由はいくつかあります。
その一つが素人作業による塗りの甘さです。これはキャリパーに限った話ではありませんが、パーツの塗装は全体を均一にするために事前に下処理をするのが基本となります。
経験の浅い初心者はこの下処理のやり方が不十分なまま塗ってしまい、色ムラが出てしまうケースも少なくありません。さらにムラが出てしまったことに焦ってそこだけ重ね塗りをして余計に状況が悪化する失敗例もあります。
プロがデザインとしてわざとムラを出すこともありますが、素人の色ムラとは見た目の印象が違います。
キャリパーは地面に近い場所柄、走行時の水溜まりの汚水や埃などが付着しやすく他のパーツに比べて汚れやすいのが特徴です。そのため、こまめに洗車をして綺麗にしておく必要があります。
この作業を怠って汚れた状態のまま使い続けるのもダサく見えてしまう原因の一つです。
配色ミスによる悪目立ち
車の塗装はデザインや色にルールはなく、所有者が自由な判断で決めることができますが、組み合わせ次第でカッコ良くもダサくもなります。
この配色ミスもキャリパーの塗装がダサいと言われる理由の一つです。初心者は少しでも目立たせようとするあまり、ゴールドやシルバーなど派手な色を選択したがりますが、この手の色は悪目立ちしやすくなります。
特にボディが黒やグレーなど落ち着いた車の場合はキャリパー部分だけが際立って印象が悪くなるので注意が必要です。
車の塗装は派手さよりも全体の調和を意識することが重要となります。ディスクブレーキを製造しているメーカーが設定している赤や青、黄色を選択することがダサく見せないポイントです。
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