防御の技も豊富
愚地独歩が使用する空手の技は、攻撃用ばかりではありません。防御のための技もあり、複数回使用されているのは回し受けです。文字通り手を回して円を描くことで、様々な攻撃に柔軟に対応することができます。この回し受けは、アルコールからの火炎攻撃も防いでいます。
また、前羽の構えという防御もあり、相手が動くのをじっと待つ戦法です。そして、先に動いた方が負けるという、強力な防御技です。
さらに、コツカケという技も、愚地独歩が使用する技術として代表的です。蹴られると大ダメージを受ける急所を、腹筋の力によって身体の内側へと仕舞っておく技です。
存在してはならない技術
愚地独歩が使用する技術は、相手を打ち倒すためのものです。そうではなく、相手を破壊するための技術もあり、愚地独歩本人はできれば使用したくないと言っています。
具体的には、喉仏を手を使ってえぐる、掌底を打ち下ろす形で相手の急所を骨盤ごと破壊する、肋骨の間に手を入れて肋骨を掴み、そのまま引き折るという3パターンが披露されています。
愚地独歩自身は、これらの技術を、愛する者への暴力や圧倒的弱者への攻撃、戦争など、一部の例外においてのみ使用しても良いと考えています。そして、愚地独歩自身が使用したのは、誰でも構わないからとりあえず殺したいと考える、凶悪な通り魔が相手でした。
その相手は牛刀を持っていましたが、愚地独歩は技術を用いて、無傷のまま相手を再起不能にしています。
シンプルな技術が多い
愚地独歩はあくまでも空手家なので、自身の肉体以外の武器は使用しません。そのため、シンプルな技術が多いです。
しかし、そのバリエーションは非常に多く、なおかつ印象的です。また、空手という日本古来の戦い方をするので、人気が高いです。
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