わくわくするファンタジー「ブラッククローバー」
「ブラッククローバー」は、田畠裕基が描く少年漫画です。2015年から集英社の「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、2022年1月までに単行本31巻が発行されています。
累計発行部数は1700万部を突破しており、海外にもファンがいる人気漫画です。カテゴリーは魔法が出てくるファンタジーですが、バトルシーンも多く、わくわくするストーリー展開が続きます。
ここからは「ブラッククローバー」のネタバレになります。主人公のアスタは15歳の少年です。赤ちゃんの頃に、教会に捨てられていました。親友であり、ライバルでもあるユノも、同じ日に教会で拾われました。
二人は切磋琢磨しながら成長しますが、決定的な違いがあります。それは、アスタには魔力がないのに、ユノは優れた魔力を持っていることです。けれど、何事にもポジティブで、努力を惜しまないアスタは明るく前向きです。読者は、対照的な二人のキャラクターに引きつけられています。
やがて、成長したユノには、四つ葉のクローバーが記された伝説の魔導書を手にすることができます。アスタは魔力を持たないままでしたが、ある事件がきっかけで、五つの葉がついたクローバーの魔導書を入手します。
それは、反魔法の魔導書で、相手の魔法を無効にする魔力が秘められていました。二人は、魔法騎士団に入団して、それぞれ魔法帝を目指すことを誓います。
主人公アスタの正体について
物語が進むにつれて、ユノはある国の王子であることが判明しました。そのために、読者はユノの魔力が優れている理由に納得することができました。けれど、アスタは普通の人間のままです。
ただし、母親らしき人物が登場した時に「自分は魔法を無力化する」と明かしています。アスタが手にした魔導書と同じ力なので、二人は親子ではないかと、多くの読者は考察しています。
尚、魔女王は、アスタを「魔力がない人間」と思っています。しかし、魔神と体が融合したこともあるので、これからアスタの魔力が覚醒する可能性もあります。
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