映画「シンデレラ」を公開した頃のディズニー
ディズニー映画「シンデレラ」がアメリカで公開されたのは、1950年のことです。日本で公開されたのは、それから2年後の1952年でした。シャルル・ペローが書いた童話が原作になっていて、日本で初めて公開された時は「シンデレラ姫」というタイトルでした。
ウォルト・ディズニーはこの作品を制作するために非常に多くの時間を費やし、構想だけでも27年かかったと言われています。第2次世界大戦の影響で一時制作は中断しますが、戦争が終わると制作は再開されました。
当時のディズニーはヒット作に恵まれていなかったのですが、「シンデレラ」は公開された直後から多くの反響を呼び、歴史に残るヒット作になりました。
映画の挿入歌として使用された「ビビデバビデブー」
ディズニー映画「シンデレラ」は、それまでのシンデレラのイメージにはこだわらず、独自の作品に仕上がっています。登場人物が歌う場面が多いこともこの作品の特徴で、ミュージカル作品のように仕上がっています。
映画の中で歌われた曲の中にはレコードとして販売されたものもあり、その中の一つが「ビビデバビデブー」という曲です。この歌を映画の中で歌ったのはフェアリー・ゴッドマザーというキャラクターで、魔法の歌として歌われました。
実際にこの曲を歌っているのは、映画でフェアリーの声を演じたヴェルナ・フェルトンという女優です。この曲は、アカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされました。
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