容姿に反したマキバオーの潜在能力
競馬や漫画『みどりのマキバオー』を知らない人からも認知度の高いマキバオー、見た目は愛らしいですが馬です。
どちらかと言えばロバのような容姿で産まれたマキバオーは、G1馬ミドリコ産駒で期待の競走馬になるはずでした。
しかし、信じられない小柄、短足、鼻水を垂らしている見た目は完全に駄馬。馬主は落胆し、即、食肉に出そうかと諦められてしまうくらいでした。
そんなマキバオーでしたが、訓練していくうちに隠れていた潜在能力を開花させ、数々の最強ライバル馬たちと熱い闘いを繰り広げていきます。
最終的には日本ダービーと有馬記念のG1も制覇して最強馬ランキングにも名を連ねる1頭です。
最強説のあるベアナックル
ベアナックルもマキバオー並に癖の強いキャラクターの持ち主で、『みどりのマキバオー』内ではギャグ要因のような立ち位置です。
お調子者のベアナックルは、調子の波が激しい気性難です。しかも二足歩行する馬という、馬としての設定が崩壊しているとんでもないキャラクターです。
調教が嫌いでサボり癖があり、雨が嫌いで雨天時はやる気をなくします。プライドが高いため扱いが難しく、騎手には駄馬呼ばわりされてしまいます。
そんな競走馬として問題だらけのベアナックルですが、実は最強の能力を持ち合わせていると噂される1頭です。
マキバオーと初対決となった青葉賞(G3)では逃げ切りで1着、日本ダービーでは大幅に出遅れながらもサトミアマゾンを抜く3着、京都新聞杯(G2)では騎手を振り落としてなければ圧勝の1着の実力を見せつけて周囲を驚かせています。
秘めた能力でいえばマキバオーを凌ぐ最強馬といっても過言ではありません。
ピックアップ