異世界の皇妃のあらすじ
異世界の皇妃とは、主人公である女子高生・紗良が電車にひかれそうになった瞬間、突然異世界にトリップしてしまうことから始まる物語です。
中世ヨーロッパ風の世界に飛び込んだ紗良は、貴族の養女サラとして保護され、皇帝の15番目の側室として献上されます。
しかしその夜、皇帝は寝室で侵入者によって殺害され、殺されるのを回避するために紗良は侵入者に協力する取引を持ち掛けます。
その侵入者はなんと皇太子であるルーク。皇帝の死によって皇太后となったカトレアに、皇帝殺害の共犯者である疑いを掛けられる紗良。
しかし、上手く架空の犯人をでっち上げたことで自分から疑いの目を退け、ルークに矛先が向かないようにできました。
すると、新たな皇帝となったルークは紗良を第一皇妃にすると宣言。何が何やらわからぬ紗良は、自分の身を守るためルークのプロポーズを受け入れることにしました。
そしてここからさまざまな危機や紆余曲折を乗り越え、2人は本当に愛し合うようになります。
異世界の皇妃の本編最終回のネタバレと感想
ルークや紗良を亡き者にしようとしていた皇太后カトレアもいなくなり、落ち着きを取り戻した世界で紗良はルークの子を身籠ります。
そして女の子を出産。女の子はベアトリーチェと名付けられました。侯爵夫人となったカトレアの娘リリアナは自分も子供を身籠ったこと、自分も母のようになるのではないかという不安を打ち明けます。
そんなリリアナを紗良は優しく励まし、日本風の子育てを伝授。紗良の子育てや衛生観念はこの世界で広まっていくのでした。
ここまでが本編最終回です。
自分の運命を切り開くためアグレッシブに異世界と戦ってきた紗良が、ルークと恋に落ちたことによりさらなる強さや皇后としての品格を得て成長を遂げるストーリーは非常に見応えがありました。
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