ウィル・A・ツェペリの作中での経歴
ウィル・A・ツェペリは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部「ファントムブラッド」に登場するキャラクターの1人です。学者の家に生まれ、父の遺跡発掘調査に参加した時に石仮面を発掘しています。
ツェペリが発掘した石仮面を被ってしまった父親は吸血鬼となり、ツェペリ以外の発掘隊を殺していきますが、逃げ回っていたツェペリを追いかけているうちに夜が明けた結果、朝日で蒸発してしまいました。
その後、ツェペリはチベットで出会ったトンペティに弟子入りして、吸血鬼を倒す手段「波紋法」を習得します。さらに、高度な修行「周天の訪問」に入る等、厳しい修練を続けました。
そして、50歳になったツェペリは、主人公であるジョナサン・ジョースターと出会い、予言の時を迎えます。
ツェペリが習得した「波紋」とは?
ツェペリがトンペティから教えてもらった「波紋法」は、仙道とも呼ばれる事があるチベットを発祥とした秘伝です。通称「波紋疾走」を行うために必要な波紋を生み出す技術だと言われています。
波紋法は、特殊な呼吸法により、体内を流れる血液の流れをコントロールします。血液に波紋を起こして太陽光の波と同じ波長の生命エネルギーを生み出すといった秘法です。この波紋を流す行為を波紋疾走と呼び、吸血鬼や屍生人を浄化させたり、傷の治癒に使用する事が出来ます。
また、波紋を使用出来るようになると常に強い生命エネルギーを生み出す事が出来るようになり、身体能力が向上したり老化が遅くなるといった特徴があります。この効果は強い波紋疾走が出来る人の方が顕著に表れます。
因みに、波紋法は素質がある人間が過酷な修行を経て習得する技術となっていますが、波紋使いが横隔膜付近を突く事で修行なしでも波紋法を使えるようになる事も出来ます。しかし、波紋疾走を行うにはやはり修行が必要となります。
ピックアップ