結末も大きく変わる
アニメ映画のはだしのゲンは、2部作に分割されています。その内容は、主人公であるゲンの母親が亡くなるストーリーまでです。
原作では、その先も長く続いており、完結まで多くのストーリがあります。アニメ映画では、原爆投下を中心としたストーリーが構成されています。
それに対して、原作漫画では、原爆投下シーンは多く描かれているものの、結果として戦後の生活がメインのストーリーです。
そのため、結末は、原作は戦後の生活、主人公が広島を離れるシーンで終わっている事に対して、アニメ映画は戦後のストーリーは長く描かれておらず、母親が亡くなる辺りで終わります。
戦後の生活を中心に構成されている原作に対して、アニメ映画は原爆投下シーンを中心に描かれている違いから、結末も変わっていきます。
メインテーマが異なる作品
原作は原爆投下の事も大切に描写されていますが、戦後の生活がメインになります。
それと比較をした場合、アニメ映画は原爆投下をメインに据えているために、様々なシーンがカットされていき、結末も原作では途中の場面になっています。
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