ハズレカードとは?
B-CASハズレカードとはデジタル放送受信装置にカードを差し込んでもデジタル放送がみられないカードでいわばB-CASカードとして正常に機能しないものです。
B-CASカードにはICチップが埋め込まれていてその中には管理番号が格納されています。その番号が、認められた番号でないとデジタル放送受信装置は放送を表示しないように設計されています。
B-CASハズレカードを書き換える?
ハズレカードを手にしてしまった人は、B-CASカードのICデータを書き換えようと考えます。
たしかに、ICカード用のライターがあれば書き換えることは可能です。世の中には、データ書き換えでデジタル放送を見ようと考える人が多く、ICカード用のライターの販売台数も伸びています。
また、このテクニックで、有料チャンネルを無料でみられるように書き換えをする人もいるようです。その背景には、角鶴といわれるCardToolsというツールが、書き換えを容易にしているからです。このツールも、売り切れになる程、入手困難な状態が続いているようです。
しかし、この行為は立派な犯罪となるので、するべきではありません。これが発覚した場合は、10年以下の懲役や1,000万円以下の罰金など重い刑が課せられます。
この書き換え問題では、かつて逮捕者が実際に出ています。一方、有料放送を書き換えにより観る手法は、スカパーやWOWOWがとった対策により、不正視聴はできなくなっています。
B-CASカードは正当なルートで入手しよう
ご紹介したように、bB-CASカードはデジタル放送受信機を購入すると必ず添付されています。基本的には、B-CASカードだけで販売されていません。また、書き換えなどの不正使用は著作権侵害となるので絶対にやってはいけません。
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