145代目に壁の世界ができた
ユミルの持つ始祖の巨人の力は、エルディア人の記憶を作り変え、他の巨人をコントロールする能力を持っています。
それを受け就いた145代目のフリッツ王、カールフリッツは、巨人を使った争いを避けるために、パラディ島へと移住し、壁の世界を作り出します。そうして、ユミルの巨人の力は、数百年に渡って壁の中で秘匿されることとなります。
最後はフリッツ王を守らないという選択をする
進撃の巨人では、ミカサが愛する相手であるエレンを殺します。その姿をユミルが目にしています。そして、愛する者を殺すという行為を見せられたユミルは、時間を超えた過去で、敵の槍から守らない選択をすることで、フリッツ王を実質的に殺します。
そうして、ユミルがフリッツ王より先に死ぬことがなくなり、ユミルの死体を娘たちが食べることもなくなったため、受け継がれなかった巨人の力は消滅しました。
隠されている部分が多いユミル
ユミルに関しては、進撃の巨人の作中でも全てが明らかにされているわけではありません。過去の話ということで、ぼかされている部分も数多くあります。
したがって、ユミルの心境は、色々な状況から考察するしかありません。
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