作品のテーマとなるセリフ
イアンがリコに訴えたのは、報われる保証の無い戦いに命を懸ける意味についてです。それは自分たちにできる戦い方であり、残された足掻きでした。リコは、イアンの考え方に納得したわけではありませんが、イアンの立てた作戦には従います。彼女は巨人らに、必死に足掻く人間の恐ろしさを見せつけたかったのです。そこには、多くの仲間が死んでいくのを見てきた苦悩が現れています。
トロスト区奪還作戦では、エレンによる壁穴封鎖作戦が功を奏します。それは、人類が巨人達に初めて勝利した瞬間でした。
しかし、戦闘の中でイアンやミタビたちは命を落とします。そこでリコが呟いた言葉が「みんな、死んだ甲斐があったな」というものでした。これは作品のテーマを象徴するセリフであり、有名セリフのランキングでも上位にくるものです。
リコは生きていた
リコ・ブレツェンスカは、登場回数は少ないものの、可愛い見た目とクールな性格のギャップで人気を博しました。人類が巨人に勝利した後、リコが登場する場面は殆ど無くなります。
ただ、セリフはないものの、最終話に彼女の姿を確認できます。
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