進撃の巨人リコ死亡?勇敢でかわいいキャラクターの最終回考察、ネタバレあり

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可愛さと冷酷さを併せ持つキャラクター

リコ・ブレツェンスカが進撃の巨人に初めて登場したのは、原作10話「左腕の行方」でのことです。それはエレンが巨人化した後の場面で、元に戻ったエレンを大勢の兵士が取り囲んでいるシーンです。

その時は何故エレンが巨人化したのか謎で、エレンが敵なのか味方なのかも分からない状態でした。当時のリコは駐屯兵団所属の兵士で、精鋭部隊班長という要職に就く登場人物でした。彼女の性格は保守的なので、エレンを殺害することを上司に何度も求めます。

彼女は勇敢で可愛いキャラクターですが、場合によっては冷酷とも思える判断を下していきます。そんな相反する面を併せ持つのも、彼女の魅力となっています。

エレンの存在意義を認める

リコはエレンに対して常に否定的な態度を取っており、そこには巨人そのものに対する憎悪を感じられます。エレンによる扉封鎖作戦が実施された時も、作戦続行に対して反対の立場を表しています。但しその時は、イアンが作戦続行を肯定しています。

作戦には多くの人間も犠牲となったのですが、イアンは「何人死のうと何度だって挑戦すべきだ」と主張しました。それを聞いたリコは、ミタビと共にその場で凍り付きました。それでもイアンから、巨人に打ち勝つ他の方法を尋ねられると返答できずにいます。こうした経緯を経て、リコのエレンに対する考え方が変わってきます。

彼女は信頼しているイアンに説得され、エレンの存在意義を認めるようになりました。