イェーガー派の目的は?対立構造考察!進撃の巨人エレン・ミカサ・ハンジについて

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壁の中を守るために外に攻撃を仕掛ける

イェーガー派の目的は、壁の中の世界を外からの攻撃から守るために、逆に外の世界に向けて攻撃をするというものでした。

壁の中の世界があるパラディ島は、マーレを始めとする外の国からいつ攻撃されてもおかしくない状況です。その状況を打開するために、攻撃してくる相手になりそうな国に先に攻撃を仕掛け、攻められないようにするというのがイェーガー派の考え方です。

そして、攻撃の手段としては、地ならしというものがあります。地ならしとは、壁の中に隠されている大量の巨人を覚醒させて、その行進によって物理的に世界を破壊するものです。その地ならしは、エレンが持つ始祖の巨人の能力を使うことで実現できます。

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パラディ島で多くの支持を受けるイェーガー派

パラディ島で暮らす人にとっては、外の世界から攻撃されないことが大切です。そのため、外からの攻撃を防ごうとするイェーガー派を支持する人が多いです。地ならしによって外の人たちがいくら命を落としたとしても、自分たちの命の方が大切だという考えです。

ただ、イェーガー派を構成するのは、マリアウォール奪回作戦で生き残ったフロックや、ミカサを信奉するルイーゼなど、物語の後半で登場した人物ばかりです。エレンと常に協力してきたミカサやアルミンはもちろんのこと、古くから調査兵団の仲間として戦った仲間も、イェーガー派には参加していません。