じゃりン子チエひらめの本名は？アニメ・漫画じゃりン子チエ主人公の友達の性格、声優は？

根強いファンがいるコメディ漫画「じゃりン子チエ」

「じゃりン子チエ」は、双葉社の青年漫画雑誌「漫画アクション」に1978年から1997年まで連載されていました。全67巻で、テレビアニメ化や映画化、舞台化も実現しました。

作者のはるき悦巳は、本作品で「小学館漫画賞青年一般部門」を受賞しています。

ここからはネタバレになります。

「じゃりン子チエ」は大阪が舞台で、主人公のチエは小学五年生です。本名は竹本チエで、働くことが嫌いな父親・テツに代わって、ホルモン屋を切り盛りしています。勉強は不得手ですが、体育が得意で、元気な女の子です。

また、正義感が強く、曲がったことが嫌いな性格で、バイタリティーにあふれています。テツのほかに、離れて暮らす母親・ヨシ江や祖父母も登場します。

ひらめはチエの友達で、本名は平山ヒラメです。周囲からは「鈍い子」と思われており、馬鹿にされることがあるほどです。そのために、ひらめは自分に自信がなく、傷つきやすい性格です。

けれど、いじけたり、ひねくれたりすることはありません。素直な性格なので、ひらめをかわいがる大人は多いです。

また、ひらめは相撲が強く、チエに勝つこともあります。愛らしいキャラクターとして、ひらめは読者からの人気がとても高いです。

「じゃりン子チエ」は1981年にテレビアニメ化されました。監督を務めたのは、世界的なアニメ監督として有名な高畑勲です。

本作品のテレビアニメは、声優に漫才師を起用したことで注目を浴びました。起用されたのは、父親・テツ役の西川のりおです。

イメージがぴったりなので、評判がよく、アニメ映画化でもテツを演じました。チエ役を中山千夏、ひらめ役を三輪勝恵が演じていますが、どちらも声優が本職です。

「じゃりン子チエ」はテレビアニメが大評判となり、漫画の売上アップにつながりました。漫画の累計発行部数は3000万部を突破しており、電子書籍も配信されています。