【エンジェル・ハート】ドラマ打ち切りの理由は?最終回のあらすじとネタバレ感想

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「エンジェル・ハート」とはどんな作品?

漫画「エンジェル・ハート」は、週刊コミックパンチで2001年から連載が開始されました。アニメ化もされ、ますますその人気は高まっていき、完結したのは2017年でした。

冴羽撩の復活に、多くの人は「シティーハンター」の続編と勘違いしているようですが、この2つの作品は全くの別物です。「エンジェル・ハート」は、「シティーハンター」の世界観を残しつつ新たな世界観で描かれています。その証拠は、コミック「エンジェル・ハート」第1巻の表紙裏に記載されています。そこには、「同じ名前のキャラクターがいても、繋がりは無い」と書かれています。

「エンジェル・ハート」のあらすじは、冴羽撩がパートナーである槇村香にプロポーズをするところから始まります。ですが、香は事故によりその命を失ってしまいました。香のいない日々を生きる撩の前に現れたのが、別名グラス・ハートと呼ばれる史上最強の人間兵器として使われてきた香瑩でした。自ら命を立った香瑩に、香の心臓が移植されたのです。

撩は、香の心を持つ香瑩の義父となることを決めます。そして、香瑩を新たなパートナーとして、再びシティーハンターとして活躍します。

ドラマ「エンジェル・ハート」の最終回は?

2015年から放送されたドラマ「エンジェル・ハート」は、漫画やアニメの世界観を再現したことから、かなりの好評価を得ました。

最終回のあらすじは、撩が香瑩の父親である李大人から娘を引き取って欲しいと頼まれます。父親としては、香瑩に平和な生活を送って欲しいと願っていたのです。そして、香瑩もまた撩に父親になって欲しいと告げます。撩は、香瑩を娘として育てることを決めます。2人は、香が亡くなった交差点に花をたむけました。

季節はクリスマス。撩は、香との思い出を語りながら香瑩に、指輪を通したネックレスを送ります。それは、香へ贈るはずだった指輪でした。その時、撩は香瑩の中に眠る香と対面します。撩に対して幸せだと微笑む香。そして、いつもの日常が戻り、美女に鼻の下を伸ばす撩。そこに、100トンハンマーを携えた香瑩が現れ、撩はぺっちゃんこにされてしまいました。

最後の最後まで漫画の世界観を守り通した「エンジェル・ハート」は、9話という短さから打ち切りと捉える人もいますが、そうではありません。感想の多くは好意的なものばかりなので、最初からストーリーは計算されたものだったのでしょう。

漫画も完結したこともあり、多くのファンが結末のドラマ化を期待しているのではないでしょうか。