お蝶夫人の名言・名セリフから学ぶ!「エースをねらえ!」大人になってもためになる漫画

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「だれです、あたくしのパートナーを動揺させるようなことをいうのは!!」

宗方コーチに抜擢され、岡ひろみはお蝶夫人とダブルスを組むことになります。ところが、練習中から岡ひろみは足を引っ張り続け、試合でもミスを連発します。そんな岡ひろみの耳に「敵よりもたよりない味方のほうが恐ろしい」と陰口が聞こえました。

その時、お蝶夫人が鋭い眼差しで睨みつけ、「だれです、あたくしのパートナーを動揺させるようなことをいうのは!!」と怒りを露わにしたのです。さらに、不安げな岡ひろみに「負けることをこわがるのはおよしなさい!たとえ負けても、あたくしはあなたに責任を押しつけたりしない」と叱りました。

岡ひろみをパートナーと認めるきっかけとなった名言です。

「海が支えでした」

「エースをねらえ!」には、恋愛の要素も含まれています。お蝶夫人は誰も頼らない孤高の存在として描かれており、近づく男性はいません。けれど、男子テニス部の尾崎はお蝶夫人に想いを寄せており、陰ながら見守っていました。

高校を卒業したあと、二人は海を見に行きます。その時、お蝶夫人は苦悩を抱えており、海を見ながら気持ちを落ち着けようとしたのです。それからしばらく経ったあとに、お蝶夫人は胸の内を明かします。「海が支えでした」と。尾崎の想いが報われた瞬間でした。

不朽の名作「エースをねらえ!」

「エースをねらえ!」が完結したのは1980年ですが、現在も大勢のファンがいる不朽の名作です。お蝶夫人の名言をはじめとして、登場するキャラクターたちの奥深い台詞は感動的です。

大人にもおすすめできるスポ根の元祖として知られています。