2回もアニメ化された人気作品
ぬらりひょんの孫は、妖怪任侠物という独特の世界観を持った漫画です。
大妖怪であるぬらりひょんを祖父に持つ主人公の奴良リクオが、様々な妖怪と手を組んだり戦ったりしながら、妖怪の頭領を目指します。
日本の妖怪と独自の解釈を取り入れた設定によって高い人気を誇り、2度のアニメ化を始めとする数多くのメディアで展開された作品です。
また本編だけでなく、小説やドラマCDなどの派生作品も出ています。けれどそれだけの人気を誇ったにも関わらず、最後は打ち切りされています。
人気作品でも容赦のないジャンプのシステム
ぬらりひょんの孫が連載されていた週刊少年ジャンプは、アンケート至上主義といって、毎回雑誌に付属するハガキで送られてくるアンケートの結果が連載に大きく影響します。
そしてもしそのアンケートの結果が良くなければ、人気作品であっても打ち切りされてしまう恐れがあります。
そしてぬらりひょんの孫も例外ではなく、週刊少年ジャンプ本誌での連載は打ち切られてしまいました。
アンケートの結果が悪いと、雑誌での掲載順が後ろの方になる傾向がありますが、ぬらりひょんの孫も打ち切り前はその後ろがほとんど定位置でした。
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