acジャパンcm怖いと苦情?公共広告機構のCM作品が放送禁止レベル?

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環境破壊を問題視する内容

公共広告機構のCMを一躍有名にしただけでなく特に苦情が多かった放送内容が、やはり環境破壊に対する作品です。その内容は青空が広がる海岸線に、多くの人々や動物がたたずんでいます。

一見遠くから見ると普通の人間や動物に見えますが、それが突如跡形もなく崩れ落ちるというものです。近くによると人間と動物の正体は砂や木材を使った造形物ということがわかりますが、遠くから見ると本当に人間が動物が崩れ落ちる光景に見えるので怖いとして苦情が出た内容になります。

このCMの意味は、1990年代後半から少しずつ地球温暖化に対する影響が出始めた時期です。このままだと内容のように、温暖化による海水上昇や疫病によって人間と動物の双方が朽ちることを示唆しています。

印象に残らなければ意味がない

なぜあえて怖い内容にしているのかを考察すると、やはり印象に残らなければ意味がないからです。

放映された内容は社会への重大なメッセージであり、印象に残りやすい怖さを重視することで警告した世の中にさせないという意思表示になります。