acジャパンcm怖いと苦情?公共広告機構のCM作品が放送禁止レベル?

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ドラッグの怖さを教える

公共広告機構では社会に対するメッセージのことをキャンペーンと呼んでおり、その中には視聴者に恐怖を植え付ける内容がたくさんあります。最初に紹介するのが、ドラッグの怖さを教える内容です。

当時SMAPで大人気アイドルとして活躍をしている草なぎ剛さんが、警察署における対面室で無表情で朗読をしています。その内容は一人の中学生以上の女の子が、これまでカタカナや漢字や外国語など様々な言葉を書くことができたはずが簡単なきひらがなしか書けなくなります。

もう一人は、突然叫び声をあげて階段をよじ登った後に躊躇なく屋上から飛び降りたというものです。次に高校生ぐらいの一人の男の子が女の子と一緒に街中を歩いているのですが、男の子は女の子の呼び声に全く反応しないどころか自分すら認識していないという異常な状態になっています。

さらに男の子の見ている光景は、赤茶色に染まるだけでなくすべての建物や人間が歪んで見えています。この恐怖を感じるCMの正体というのは、携帯電話やインターネットが普及したことにより若年層においてシンナーや覚せい剤など脳を破壊する薬を利用する人が増えたことを警告するためです。

責任放棄を問題視した内容

次に怖い内容として語り継がれているのが、現在でも問題視しされている責任放棄に関する内容です。住宅街にそびえるマンションの一室が映し出されて、部屋の中には赤ちゃんをあやすための道具が準備されています。

その部屋の中でベッドで赤ちゃんが泣いているのにも関わらず、一緒にいるはずのお母さんは何もしないどころか赤ちゃんをあやすために使うおしゃぶりを加えたまま座っているというものです。

次に父親と母親そして学校の先生がキャッチボールをしているのですが、そのキャッチボールに使っているのがボールではなく男の子の姿をした人形です。

その人形を投げる際に父親は母親に任せると言い、母親は先生に対してお願いしますよと言いさらに先生は父親に対してあなたは父親でしょと言って投げます。

それを受け取った父親は不機嫌となった後に下手投げから強い上投げに代わり、それに呼応するように母親と先生も強い口調で上投げで投げつけあうというショッキングな内容です。

このCMはこれから未来を支える子供に対して、道を示さなければならないはずの大人が責任を擦り付け合って最終的に放棄するという光景を表しています。