「待ちくたびれましたよ…」
神宗一郎は、スラムダンクの主人公である桜木花道が所属する、県立湘北高校バスケットボールのライバルです。
神が所属しているのは海南大附属高校のバスケットボール部で、17年連続でインターハイに出場している、全国でも有名な高校バスケットチームです。
そんな海南大附属高校でレギュラーとして活躍している選手の一人が神宗一郎で、神はまだ2年生なのにチームの中心人物の一人となっています。
神宗一郎が言った名セリフの一つが、「待ちくたびれましたよ…」という有名なセリフです。これは、海南大付属と湘北高校がインターハイの神奈川県予選で戦った時に言ったセリフです。
控えの選手が桜木花道対策としてずっと起用されていたので、神はこの試合の間、ずっと出番がありませんでした。
ついに、自分の出番が回ってきた時に、神が言ったのがこの名セリフです。
「努力してましたから…、宮さんは…」
「努力してましたから…、宮さんは…」も、神宗一郎の言った名セリフとして有名なセリフです。
このセリフの中に登場する「宮さん」とは、神と同じ海南大付属高校バスケ部に所属している、宮益義範という選手のことです。
この宮益という選手は、天才的な素質を持つ選手が多い海南大付属の選手の中でも、一般の選手と変わらないような能力や体格であることが特徴です。
普通の選手であるのに名門校である海南大付属のメンバーになれたのは、高校3年間で人並み以上に努力をしてきたからです。
宮益は神に次いで、海南大付属の中でスリーポイントシュートの上手い選手でもあり、強い選手を相手にすると実力以上の力を発揮する桜木花道を活躍させないようにするために、監督に起用されました。
そんな宮益の努力を正当に評価しているところが、このセリフが名ゼリフと言われる理由です。
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