PS4のコントローラーにはLEDが組み込まれていて、正常に動作しているなら青、充電中ならオレンジ、接続準備中なら白というように光ります。ほかにも白点滅という状態になる時があります。
白点滅になるとコントローラーが操作できなくなります。今回はPS4コントローラーを白点滅から復旧させる方法を紹介します。
そもそもPS4の白点滅は何を意味するの?
PS4のコントローラーが白点滅しているときはペアリングがうまくいっていないことを意味します。
これはワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK4)を使っているときに起きる現象でワイヤレスコントローラーは本体と無線でデータのやり取りをするためにペアリングが必要。
基本的にはペアリングの設定は最初の一回だけするとそこからは同期され続ける。しかしPS4のアップデートなどの理由でペアリング設定がおかしくなると、コントローラーが同期先を見つけることができなくなり、白点滅して異常を知らせます。
電源を入れたりメニューが開けなくなったりコントローラーの操作がまったくできなくなっても白点滅になっている場合はペアリングの問題でありコントローラーが壊れてしまったわけではありません。
「USBケーブルを繋いで有線で操作すれば解決する」と試しても白点滅中はずっとペアリング設定のやり直しを続けている状態なのでUSBケーブルで本体と接続してもコントローラーがそれを認識してくれません。
白点滅からの復旧は決まった手順を踏む必要がある。
白点滅状態からPS4のコントローラーを操作可能にする手順
コントローラーが白点滅し始めたらまずはコントローラーのペアリング設定のリセットを試すのがおすすめ。
コントローラーの裏側、十字キー側に小さな穴があり、その奥にリセットスイッチがある。つまようじなどの細い棒を穴に押し込んで、カチッという音がすればコントローラーがリセットされる。
特に問題がなければこれでペアリングの再設定がされてコントローラーが使用可能になります。しかし、コントローラーのリセットボタンを押しても白点滅を繰り返すこともあるので、そのときはps4をセーフモードで起動させるのが良いです。
セーフモードでの起動手順
- PS4本体の電源が切れていることを確認してから、電源ボタンを7秒間長押しします。
- 7秒後にピッと音がするので電源ボタンから指を離す。
- モニターに「DUALSHOCK4 をUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」と表示されるので、この指示に従う。
- セーフモードで起動するとモニターにいくつか選択肢が出てくるので一番上の「PS4を再起動する」を選ぶ。
これでコントローラーのLEDが青くなってワイヤレスでの操作ができるようになります。
セーフモードによるコントローラーの復旧には注意点があります。それは、USBケーブルはなるべくPS4純正のものを使用するという点で、ps4のコントローラーの同期はそれなりの電力量を消費します。
そのため給電力の低いUSBケーブルでは電力が足りずに同期に失敗する可能性があります。PS4純正のものでなくても給電力が大きいUSBケーブルであれば問題はありませんがUSBケーブルの給電力がよくわからないという場合は、無難にPS4純正のものを使用しましょう。
コントローラーが有線接続しているときに白点滅する場合
ワイヤレス機能を使わずに、普段から有線コントローラーを使用しているのにLEDランプが白点滅する場合もある。
これはUSBケーブルが断線している可能性が高い。まずはUSBケーブルを取り換えてみる。USBケーブルを変えても白点滅が続く場合は、コントローラーか本体のどちらかに故障がある可能性が高いので、プレイステーションクリニックに出して修理してもらうのがおすすめ。
いきなり修理に出さずにまずは自分で復旧を試そう
コントローラーが白点滅を起こすのは、同期がうまくいっていないサインなので「故障した!?」と焦らずに、今回紹介した手順で復旧を試みましょう。
機器自体に問題がないのに修理に出すと余計な出費がかかってもったいありません。いままで使えていたコントローラーが、突然操作を受け付けなくなると不安になるのはわかりますが、まずはLEDランプを見て白く点滅しているかどうか確認しましょう。
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